2013/02/23

横井彬士サクソフォンリサイタル

横井さんのリサイタルだった。仕事が終わった後に会場へ向かい、演奏を聴いて、打ち上げに参加して、ウチで部屋飲みして、そのまま雑魚寝して、起きて…と、なんだかずいぶんと長い半日だった。

【横井彬士サクソフォンリサイタル】
出演:横井彬士(Saxophone)、松浦真沙(Pf)
日時:2013年2月22日(金) 18:30開場19:00開演
会場:大田区民ホール・アプリコ(小ホール)
プログラム:
A.シモネッティ - マドリガル
R.ムツィンスキー - ソナタ
松浦真沙 - 海の石
F.デクリュック - ソナタ嬰ハ調
D.ベダール - ファンタジー
C.フランク - ヴァイオリン・ソナタ
J.M.ダマーズ - ヴァカンス(アンコール)

いち演奏者として強い意志に沿ったプログラミングをすること、20分~30分に及ぶ大曲を終始一貫して「正しく」作り上げてくるその努力やセンス、さりげない弱音での(特にヴィブラートに頼らない部分での)歌い方など、様々な部分に感銘を受けた演奏会だった。確かに横井さんはアマチュアではあるのだが、こういう演奏会を聴いたあとではプロフェッショナルとかアマチュアという言葉は無意味になってしまうかもしれない、とも思うのだった。

前半では、特にピアノの松浦さんの自作による「海の石」の演奏が印象深い。ピアノの幾重にも重なった和音の中で、繊細な響きでもって優雅に歌うサクソフォンが美しかった。もちろん、そのほかの曲も!シモネッティは横井さんの美的センスが顕著にあらわれた演奏であったし、ムツィンスキーやデクリュックでは、あの高難易度のパートを高い技術で吹きこなしていた。

後半の、ソプラノサクソフォンによる「ファンタジー」は、とても良いアクセントで、軽やかな音色やテクニックも相まってとても楽しく聴くことができた。最後のフランクは、思い入れの強さが良く表れた演奏で、サクソフォンを始めてからこれまでの演奏活動を全て回顧するような、そんな聴きながら昨日の横井さんのブログ記事の内容を思い出して、なんだかあまり冷静には聴けなかったのだった。最後に置かれたダマーズの「ヴァカンス」が、今でもぐるぐると頭の中を回っている。

いやはや、素晴らしかった。演奏を終えてロビーに出てきたときの横井さんの充実した顔。アマチュアからこういう人が出てくるのを、同じくアマチュアの末席で活動している私としては、とても誇りに思う(上で"プロフェッショナルとかアマチュアとか云々…"と書いておきながらのこのコメントではあるが)。私も頑張らないとなあ。Tsukuba Saxophone Quartetの活動はもちろんさらに充実させていきたいが、個人的な何かも5カ年計画くらいで考えてみよう。

打ち上げは20人以上が参加して大盛り上がり。最後に残った横井さん、小倉君、吉田君と私は、"しんか"でラーメンを食べた後タクシーに4人乗り合わせて私が住んでいるアパートまで。夜中の2時半くらいまでサックスのCDやらなんやらを聴きまくりながら飲み直し、そのまま狭い1K 6畳の部屋で雑魚寝して朝となった。まだちょっと眠い(^^;

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