2012/11/03

ワセカル「サックス吹きます-7-」

"ワセカル"こと、早稲田大学のメンバーを中心に組まれたカルテットのコンサートを聴きに、早稲田祭に伺ってきた。tfmさんが組んだ"たけのこカルテット"のデビュー戦を聴いてみたかったし、また、昨シーズンの全日本吹奏楽連盟主催のアンサンブルコンテスト一般の部で全国大会金賞を勝ち得たという早稲田大学吹奏楽団のカルテットも気になっていたのだ。

【ワセカル"サックス吹きます-7-"】
出演:早稲田吹奏楽団、たけのこカルテット他
日時:2012年11月3日(土曜)15:30開演
会場:早稲田キャンパス 10-101教室
プログラム:
魔女の宅急便メドレー
リュエフ「四重奏のためのコンセール」より第1,6楽章
スウィングしなけりゃ意味がない
ホルベルク組曲よりプレリュード
グリーンスリーブス
デザンクロ「四重奏曲」第1,3楽章
ザッツ!家電激戦区
?(失念)
スペイン
?(失念)
A列車で行こう
彼方の光
ラテンメドレー

出身大学以外の学園祭って初めて伺ったのだが、いやあ、さすが都内の大学は雰囲気が違いますなあ(´∀`)全身で浮つきっぷりを感じ取ってきた。なんと、きゃりーぱみゅぱみゅが来てたらしい。どこかで読んだのだが、きゃりーぱみゅぱみゅを発音しづらいときは、ドラえもんが道具を取り出すときのように発音すれば、噛まないで言えるらしい。

…まあそれはそれとして。会場は、10号棟の1階のおよそ40人用の教室で、到着するころには座席は埋まってしまっていた。仕方なく教室の後ろで立ち見と決め込んだのだが、曲が進むに連れてさらにお客さんが増え、最終的には60~70人くらい来ていたようだ。特に後半は、早稲田大学吹奏楽団のメンバーの演奏ということで、吹奏楽団の関係者らしき学生がたくさん来ていた。

メンバーも入れ替わり立ち代り、なんと2時間近くも続いた!どの演奏も非常にレベルが高く、地力の高さを思い知らされる。

本日デビューのたけのこカルテットは、なんとたった2回の合わせでホルベルク組曲、グリーンスリーブス、デザンクロ1&3を作り上げてしまったそうだ。驚異的。特に緩徐楽章でカルテットとしての方向性を垣間見た気がする。tfm氏の高い実力はすでによく知っているが、バリトンの方の巧さ・安定度にも驚かされた。

最後の3つは早稲田大学吹奏楽団の2年生3人+1年生1人によるカルテット。驚くほど安定した技術と、曲の方向性に対して強力に一致した演奏のベクトル(これでも昨年からメンバーがひとり入れ替わっているらしい)は、アマチュアとは思えないほどのものだ。いやはやびっくり。ラテン・メドレーは、まさにブラヴォー、であった。ヤナギサワのユーザーが多い、というのもちょっと面白い共通点だ。

0 件のコメント: